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初心者が綴る。 初心者ゆえの駄作。 そんな、なのフェイなの。

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リクエスト10

【口移し(R-18描写なし)】




仕事の空き時間。
何気なくフェイトちゃんと廊下を歩いていて…。


「あれ? フェイトちゃん?」
「うん?」
「何か食べてる?」


ふと見ると、モゴモゴと動いていたフェイトちゃんのほっぺ。
なんだか、右に左にと動いていて面白いなぁ…。


「あぁ…、のど飴。なんだか最近、風邪引いたみたいで、咽喉の調子が少しね。」
「あ…、それで声がいつもより少し低くなっちゃってるんだね」
「うん」


子供達に移しちゃ悪いし、気を遣って話すのもなんだかね。ってフェイトちゃんは苦笑いしながら、もう1つ口の中に飴を放り込んだ。
フェイトちゃんは執務官だ。たくさんの事件の中から、たくさんの子供達を助けてる。
そんな子供達と定期的に顔を合わせるのはお決まりごと。
優先順位が自分じゃないはフェイトちゃんらしいけど、まぁそれに伴って自分の体調を気にしてくれるならいいかな。
でも、そんなにたくさん舐めなくても、大丈夫だと思うよ…。


「そういや、なのはも声がおかしいね?」
「あ…そういえば、少し咽喉が痛い…かもしれない。」

さっきの訓練で砂埃を吸ってから、少し違和感はあるかも。

「かもしれないって…、ふふっ、自覚ないんだ?」
「うぅ…」

おかしそうに笑うフェイトちゃんに恥かしくなって俯くと、「ごめんごめん」なんて言いながら、ヒラヒラと手を振ってきた。


「じゃあ、笑っちゃったお詫びに…」
「? …って、フェイトちゃんっ!?」


いきなり、ぎゅっと腰に手を回されて引き寄せられる身体。
自然とフェイトちゃんと密着するような形になって…。
戸惑いながら顔を上げると、当然だけど至近距離で私を見つめているフェイトちゃん。


「ちょ、ちょっとっ!?」
「んー…ちょっと苦いかもだけど、かなり効くから」
「へ…? …っ!?」


言ってる意味が判らなくて訊き返そうとしたら、いきなり目の前が真っ暗になった。
ううん…フェイトちゃんにいきなり…キスされたんだ。


優しくて、柔らかないつものキス…だったけど…、


「ん…っ…。……んっ!? ~~っ!!」


突然の違和感に思わず声を上げてしまう。
だって、何かが自分の口の中に…っ。


初めて体験するその感覚に戸惑って、なんとかフェイトちゃんの身体を離そうと手を
押し出すけど、しっかりと身体を捕まえられていてふりほどけない。


な、なんだろう…っ。この感触…っ。
自分の舌に何かが絡まって…ヘンな感じが…。
それに…頭の奥が…ぼーっと…して…。


ただ判ったのは…、鼻にツンとくるみたいな強烈なミントの匂いと味が口の中で
広がってるって事だった。


「…んはっ! はぁ…はぁ…っ」

唇が離れると同時に、私は酸素を必死に取り込むみたいに呼吸する。
く、苦しい…。


「なのは、大丈夫? ちょっとやりすぎた?」


フェイトちゃんは、私の身体を抱き寄せたままにこりと笑ってる。
そのままちょっと唇の端を指先で拭う仕草をしたのを見て、私はとんでもない事を
された事に気づいた。


「ふぇ…っ、ふぇいとちゃん…っ! こんらところれ…っ」
「あはっ、なのは、言葉がヘンだよ?」


言われて私は、自分の口の中が…ううん、舌が痺れている事に気づく。
当然、それはさっきのキスのせいで…。うぅ…恥かしい…っ。


「でも、ちゃんと渡せたよね?」
「何が…?」
「のど飴」
「あ…」


そういえば、口の中でコロコロと何かが転がってる。
ちょっと苦くて、でもすごくスースーするものが…。
で、でも…っ。


「渡すんだったら、普通にちょうだいよ…っ!」
「ふふっ、言葉戻ったね」
「フェイトちゃんっ!」
「そんな顔を真っ赤にしながら言われても、全然怖くないよ」
「うぅ…っ」


困ってしまって俯くと、ゆっくりフェイトちゃんが私の身体を離してくれた…んだけど、


「あ…っ!」
「っ!? ちょっとなのはっ!?」


カクンと膝が曲がって、その場に尻餅をつきかけて…、フェイトちゃんがまた支えてくれた。


「だ、大丈夫?」
「大丈夫じゃないよ…。なんか…足に力が入らなくて…」
「やっぱ、刺激強すぎたみたいだねー」
「うぅ…誰のせいなの…」
「まぁまぁ、しばらくこうしててあげるからさ」
「もう…」


この時、私は思ったんだ。
絶対に、のど飴を舐めてるフェイトちゃんの近くに一人で行かないでおこうって。


同じ味が口の中に広がってるって思うと、嬉しかったりもするけど…やっぱり…
すっごく恥かしかったから。





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  1. 2016/01/16(土) 00:00:00|
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